以前、6年秋の保護者会で、「志望校選びは婚活みたいなものだ」という話をしたら、会が終わったあとで1組の保護者父母が近寄ってきて、「私たちは2人とも10年近くいろいろな方法で婚活を続けて、ようやくめぐり逢って一緒になりました。先生のお話、とても身に沁みてよくわかりました」と頭を下げられたことがある。
「めぐり逢うまで」の道のりや苦労や夢も大切だけど、「理想の人」と結婚したら必ず幸せが待っているというわけではない。大切なのは結婚してからの日々だというような話だったのだが、自分自身の、あまりに短い結婚生活を思うと、「オマエに偉そうなことが言えるのかよ」とツッコミを入れたくなる。いや、上手くいかなかったからこそ、語る資格があるとも言えなくもないか・・。
2018年3月30日付の読売オンラインの記事。よろしければご一読ください。